公職選挙法に基づく虚偽事実公表容疑の1審判決公判に出廷した「共に民主党」のイ・ジェミョン代表に向かって靴を投げた容疑で、男が現行犯逮捕された。
11月15日、警察によると、ソウル瑞草(ソチョ)警察署は暴行容疑で男A氏を現行犯逮捕し、捜査を進めている。
A氏は同日14時20分頃、ソウル瑞草区のソウル中央地裁入口でイ・ジェミョン代表が公職選挙法違反容疑の1審判決公判に出廷するのを見て、突然靴を脱いでイ代表に向かって投げた容疑(暴行)をかけられている。
A氏の突発的な行動に対し、イ代表を警護していた関係者が黒い大型の傘を広げて彼を保護し、地裁前では一時混乱が生じた。A氏は靴を投げた直後、その場を警備していた警察によって逮捕された。
なお、ソウル中央地裁・刑事合議34部(ハン・ソンジン部長判事)は同日、イ・ジェミョン代表の公職選挙法違反容疑の1審判決で、懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。
イ代表は民主党の大統領候補だった2021年、故キム・ムンギ城南都市開発公社開発1処長と、城南・柏峴洞(ペクヒョンドン)の韓国食品研究院の敷地用途変更に関する特別恩恵疑惑に関連して、虚偽事実を公表した容疑で、2022年9月に裁判にかけられた。
1審の裁判部はこの2件の発言について、いずれも虚偽と認定したものの、キム前処長に関する発言は無罪、白現洞疑惑に関する発言は有罪と判断した。
裁判部は「選挙過程で有権者に虚偽の事実を公表すると、正しい選択ができず民意が歪められ損なわれるため、罪責は軽くない」とし、「選挙過程で表現の自由は認められるべきだが、虚偽事実の公表によって誤った情報が収集され、民意が歪むことも考慮しなければならない」と判示した。
(記事提供=時事ジャーナル)
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