新たな年を迎える前に、新しい目標や夢を描く人が多い。お隣・韓国では、どんな願いを持つのだろうか。
SKコミュニケーションズが運営する時事調査サービス「ネイトQ」が、5683人を対象に実施したアンケート調査の結果を見てみよう。
アンケート結果を見ると、最も多くの人が願ったのは「経済的な余裕」(47%)だった。やはり、相次ぐ物価高などの経済的な困難が不安につながっているようだ。
次いで「本人と周辺の人々の健康」(32%)を新年の願いとして答えており、「朝鮮半島・全世界の平和」(8%)、「就職・離職など合格の知らせ」(5%)が続いた。
世代別に見ても、願っていることに大きな差はなかった。「経済的な余裕」は、20代が33%、30代が47%、40代が50%、50代が48%と各世代で圧倒的な支持を集めており、60代だけ「健康」(40%)が一番となっている。
特に中間層である30代、40代、50代の回答者のほぼ半数が「経済的な余裕」を願っているのだから、その切実さが伝わってくる。
こうした結果に、韓国内では「本当に厳しい一年だった」「来年はもっと良い生活を送りたい」など、ネガティブな意見が目立った。
なお、同じ時事調査サービスが昨年末に行った「今年を振り返り、最も後悔することは?」という調査でも、「健康的な日常が送れなかった」や「貯蓄ができなかった」などが上位に位置していた。人々が望むものは「お金」と「健康」という点は変わらないようだ。
新しい年、一人でも多くの人の願いが叶うよう、祈るばかりだ。
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