今年の旧正月の連休期間中、韓国の仁川(インチョン)国際空港には200万人を超える利用客が集中する見込みだ。
もともと1月1日ではなく、旧暦1月1日の旧正月を祝う文化を持つ韓国。今年の旧正月は1月29日で、韓国ではその前後日(1月28日と1月30日)が休日だ。
今年は1月25日が土曜日、26日が日曜日で、27日を臨時公休日に指定したため、最短でも6連休となっている。
1月25日、国会・国土交通委員会所属のチョン・ヨンギ議員が仁川国際空港公社などから受け取った「仁川空港の旧正月連休期間の旅客予測値」資料によると、1月24日から2月2日までの仁川空港利用客数は、出発客が104万6647人、到着客が109万4454人で、合計214万1101人に達する見通しだ。
一日平均に換算すると、約21万4110人が仁川空港を利用すると予想される。
これは2024年の旧正月連休の利用客数(18万9815人)より12.8%増加した数値であり、直前の連休である秋夕(チュソク)連休の利用客数(20万4480人)に比べても4.7%増加している。
日別では、1月25日の利用客が22万7725人で最も多く、次いで26日(22万7217人)、24日(22万4885人)が続くと見られている。
同じ期間中、仁川空港を除く全国14の地方空港を利用する旅客は、国内線が16万7793人、国際線が5万9784人で計22万7577人と予測される。
直前の連休である秋夕(国内線18万1038人、国際線5万4673人)に比べると、国内線利用客は7.3%減少したが、国際線利用客は9.3%増加している。
仁川国際空港公社は「多数が集中する状況を徹底的に管理するため、全国の空港現場勤務人員を通常時より126人増員して追加配置する予定」と明らかにした。
(記事提供=時事ジャーナル)
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