あの日本人欧州組も…物議醸すサッカー選手の飲酒運転、韓国の事例は?

2022年11月03日 スポーツ #サッカー
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日本でも浦和レッズの下部組織を素行不良で退団し、その後加入したアビスパ福岡では「契約条項に違反する秩序風紀を乱す行為があった」として契約を解除された邦本。

それでも、2018年の慶南FC加入を通じて韓国に渡ると、2020年に移籍した全北現代モータースでは当時3連覇中のチームで主力の座を確保。同年と翌2021年のリーグ優勝に貢献し、Kリーグ史上初の5連覇に大きく関与した。

2022年にも順調に活躍を続けていた邦本だが、その矢先に不祥事が発覚した。7月8日未明、邦本は「車がふらつきながら走っている」という通報を受けて出動した警察に飲酒運転を摘発された。当時、邦本の血中アルコール濃度は免許停止レベルの数値だったという。

その後、報告を受けた韓国プロサッカー連盟は直ちに「60日間の試合出場禁止」の処分を下したが、韓国最大の自動車メーカー・現代自動車を親企業に持つ全北現代は事態を重く見て、最終的に契約解除を発表。こうして、邦本はシーズン半ばにして韓国の舞台を去ることになった。

全北現代での邦本宜裕

もっとも、邦本は全北現代を退団した約2週間後、ポルトガルリーグのカーザ・ピアACへの加入が発表。欧州初挑戦ながら主力として活躍を続けるなど、不祥事を経て意外なステップアップを果たしている。

過去には「3か月隠ぺい」も

ただ、Kリーグでは邦本以前にも度々選手の飲酒運転が発覚し、批判が飛んでいるのが現実だ。

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