「日本のカギは“忍耐力”」「韓国は力不足」 韓国メディア10人に聞いた!カタールW杯展望&予想②

2022年11月23日 スポーツ #サッカー
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フリーランス・ジャーナリスト ホン・ジェミン氏(『Four Four Two KOREA』元編集長)

【グループH予想】

第1戦:ウルグアイ ●1-2

第2戦:ガーナ〇1-0

第3戦:ポルトガル ●2-4

1勝2敗でグループリーグ敗退

【グループH展望】

守備陣のクオリティが明らかに落ちる。ほとんどの選手がKリーグ、もくしはアジアのリーグでプレーしており、日常的に厳しい競争にさらされているわけではない。ウルグアイのスアレスやカバーニ、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドといった世界的なアタッカーたちとの対戦経験も乏しく、力不足だ。それだけに韓国DF陣で唯一の欧州組であるキム・ミンジェ(ナポリ)にかかる期待も大きいが…。

【グループE予想】

第1戦:ドイツ △1-1

第2戦:コスタリカ 〇3-1

第3戦:スペイン △1-1

1勝2分 

【グループE展望】

日本は欧州のクラブに所属する選手たちが非常に多い。選手たちのクオリティも高いので、チームとしての平均値も高く、何よりも試合の出来にムラがない。安定した組織力、試合運びでグループリーグを無難に凌ぐのではないか。ただ、スペインやドイツも安定感に関しては日本以上で、そう簡単には取りこぼさない。そうなるとグループEは最終的に得失点差までもつれにもつれるかもしれない。

【決勝予想】

アルゼンチン対イングランド(優勝予想はアルゼンチン)

サッカーメディア『FOOTBALLIST(フットボリスト)』キム・ジョンヒョン取材チーム長

【グループH予想】

第1戦:ウルグアイ ●0-1

第2戦:ガーナ 〇2-0

第3戦:ポルトガル △1-1

1勝1分1敗でグループリーグ突破。16強戦でブラジルに●0-2で敗退

【グループH展望】

ベント監督の戦術についての国民たちの理解は低く疑念も消えてはいないが、チームには歴代最高の選手が多い。FWにソン・フンミン(トッテナム)、DFにキム・ミンジェという近年では歴代最高の選手が攻守の両方におり、イ・ジェソン(マインツ)、ファン・インボム(オリンピアコス)、チョン・ウヨン(フライブルク)といった欧州組はもちろん、一部の国内組の選手たちにも国際競争力がある。ソン・フンミンなどが最高のコンディションで大会を迎えれば、16強進出を狙える圏内に入るのでは。

【グループE予想】

第1戦:ドイツ △1-1

第2戦:コスタリカ △2-2

第3戦:スペイン ●0-1

2分1敗でグループリーグ敗退

【グループE展望】

ただでさえドイツ、スペインといったW杯優勝経験国と競わなければならないのに、ここにきて負傷者やコンディション不良の選手が続出していることが気になる。森保監督が選んだすべての選手が最高の状態で試合に出場できれば、韓国と等しいかそれ以上の成績を収めることができそうだが、そうでなければ…。日本の最大の強みである中盤が競争力を失えば、前線と守備ラインにも悪影響が出そうだ。それだけに注目しているのが鎌田大地。最近の活躍は目覚ましい。その実力がW杯でも発揮されるか、注目したい。

【決勝予想】

アルゼンチン対デンマーク(優勝予想はアルゼンチン)

「初戦次第。落とせば2014年の悪夢再現」

 

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