サッカーメディア『Four Four Two KOREA』チョン・ジフン編集長
【グループH予想】
第1戦:ウルグアイ △1-1
第2戦:ガーナ 〇2-1
第3戦:ポルトガル △2-2
1勝2分でグループリーグ突破。16強戦でブラジルに●1-3で敗退
【グループH展望】
初戦のウルグアイ戦で勝ち点を得られれば上昇気流に乗るのでは。ビルドアップとポゼッション重視の「プランA」に固執してきたベント監督だが、そのサッカーは調子が良いときは相手を圧倒。親善試合ながら、2018年10月にはウルグアイに勝利したこともある。ソン・フンミン、ファン・ウィジョ(オリンピアコス)、ファン・ヒチャン(ウォルヴァーハンプトン)が100%のコンディションではないが、全体的に戦力は充実している。欧州舞台を経験したキム・ミンジェ、イ・ガンイン(マジョルカ)も成長した。特にキム・ミンジェを中心とした守備は競争力があるので、ウルグアイの火力を鎮めることができれば勝ち点1は十分に得られるはず。初戦で良い滑り出しができれば、ガーナ、ポルトガルにも肯定的な影響が出るだろう。ただ、初戦を落とした場合は、1分2敗で終わった2014年ブラジルW杯のときのような悪夢が起きるかもしれない。
【グループE予想】
第1戦:ドイツ ●0-2
第2戦:コスタリカ 〇2-0
第3戦:スペイン ●1-3
1勝2敗でグループリーグ敗退
【グループE展望】
日本のメンバー構成は素晴らしい。本田圭佑、香川真司といった確固たるスターはいないが、南野、久保、冨安、堂安、遠藤などなどヨーロッパのビッグリーグで活躍する選手たちが粒ぞろいだ。日本サッカー界が今大会で“8強”以上の成績を目標とする理由とその自信の根拠も、こうした充実の戦力にあるのだろう。ただ、それだけにグループリーグの組編成が残念でならない。よりによってドイツ、スペインと同じ組だ。コスタリカは十分に勝てる相手だと思うが、ドイツとスペインは…。また、最近の日本はケガ人も増えて競技力が思う以上に上がらないと聞いている。W杯の舞台で欧州列強に競り勝ち生き残るのは簡単ではないだろう。
【決勝予想】
ブラジル対イングランド(優勝予想はブラジル)