『日刊スポーツ』などの日本メディアによると、平良は前日の4日に行われた契約更改後の会見で、先発挑戦を宣言するとともにWBC辞退の意志を表明した。
昨夏の東京五輪ではブルペンの“必勝組”として活躍し、侍ジャパンの金メダル獲得に大きく貢献した平良だが、世界最高の選手が集うWBCには出場する考えがないようだ。
これはWBCで日本と同じ1次ラウンドに入った韓国としては、それなりの好材料と言えるだろう。
平良は身長173cmと決して背が大きくないものの、体重100kgとどっしりとした体格を誇る。最高160kmの剛速球を投げる右腕ファイヤーボーラーだ。高校時代にも最高154kmの剛速球を誇り、“沖縄の怪物”と呼ばれていた。
その後、2018年に西武に入団した後、2020年にパ・リーグ新人王を獲得。昨年は日本歴代最多39試合連続無失点記録を打ち立てた。4シーズン通算203試合7勝8敗31セーブ94ホールド、防御率1.66、230奪三振を記録。今季はリーグ最多61試合で57.2イニングを投げ、1勝3敗34ホールド、防御率1.56で最優秀中継ぎ投手を受賞していた。
(記事提供=OSEN)