同記者は続けて、ロサンゼルス・ドジャースやニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、シカゴ・カブス、ボストン・レッドソックスなど資金力のある名門球団が、大谷の獲得競争を繰り広げると予想した。
来季終了後にFA資格を得る大谷は、今季メジャーリーグで初めて規定打席と規定イニングを同時に達成するなど、投打両方で怪物級の才能を披露している。
2021シーズンには46本塁打の100打点、今季には34本塁打の90打点を記録するなど、メジャー屈指の強打者として認められている。今季は投手としても15勝9敗、防御率2.33とずば抜けた成績を収めた。
そして今年10月、エンゼルスと来季の年俸3000万ドルで合意した。来季を終えてFA資格を獲得すれば、金額が問題になるだけで、歴代屈指の待遇を受けるものとみられる。そこでジェフ・パッサン記者が5億ドルと予想したことで、関心はさらに高まっている。
そんななか、8日にはア・リーグ本塁打王のアーロン・ジャッジがヤンキースと9年総額3億6000万ドルで契約したという現地報道が出た。2019年にブライス・ハーパーがフィラデルフィア・フィリーズと契約した13年3億3000万ドルを上回る歴代最高額となる見込みだ。
ただ、1年が過ぎれば、大谷が新たな最高額を叩き出すものとみられる。はたして大谷が4億ドルも超えて5億ドルという大台を記録する初の選手となるのか、すでに来季の契約に注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)