ロシア大会のシン・テヨン監督と同じく、ブラジルW杯開幕1年前のタイミングで指揮を任されたのがホン・ミョンボ監督。現役時代は代表主将として2002年日韓W杯ベスト4を経験したが、監督として臨んだW杯は1分2敗のグループ敗退と一度も勝てずに終了した。
帰国後は空港でファンから飴を投げつけられたり、選手起用をめぐって“義理起用”と揶揄されたりするなど批判にさらされ、最終的に辞任を表明。以降は中国の杭州緑城を率いた後、韓国サッカー協会で3年近く専務理事を務めていたが、2021年にKリーグの蔚山現代の監督に就任。2022年にはチームを17年ぶりのリーグ優勝に導いた。