『MLB.com』は12月21日(日本時間)、「FAの内野手ブランドン・ドルーリーがロサンゼルス・エンゼルスと2年1700万ドル契約で合意した」と報じた。ドルーリーは身体検査を残しており、エンゼルスはまだ公式発表をしていない。
1992年生まれのドルーリーは、2015年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスでデビュー。以降、ニューヨーク・ヤンキース、トロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・メッツ、シンシナティ・レッズ、そしてパドレスと、8シーズンで各球団を渡り歩いた。通算成績は645試合出場で打率0.252、79本塁打、277打点、OPS 0.736だ。
ドルーリーは2022シーズンをレッズでスタートし、8月にトレードでパドレスに移籍した。メジャー8年目を迎えてポテンシャルを発揮した彼は、138試合出場で打率0.263、28本塁打、87打点、OPS 0.812と猛打をふるい、ユーティリティ部門でシルバースラッガー賞を受賞した。
ドルーリーのもう一つの長所は複数のポジションを消化できることだ。これまで一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手はもちろん、外野手まで担当できる多才多能さを誇り、打撃能力も備えたユーティリティプレーヤーとして名を馳せた。指名打者、代打など打席でも活用の幅が広い選手だ。
そんなドルーリーについて、『OSEN』は「キム・ハソンの同僚だったドルーリーが大谷翔平の“トウミ”に変身した」と伝えた。ここでいう“トウミ”とは「アシスタント」「ヘルパー」「補助員」などの意味を持つ。
ドルーリーが新天地エンゼルスで“二刀流”大谷とともに活躍を披露することはできるのか、韓国も注目しているようだ。
(記事提供=OSEN)