大谷は再び“二刀流”を駆使し、チーム最高選手として君臨するだろうと予想した。
打者としては、623打席で打率0.260(542打数141安打)、36本塁打、15盗塁、出塁率0.352、長打率0.530、OPS 0.882、OPS+(調整OPS)140、WAR(代替選手比貢献度)3.5の成績を収めるだろうという予想がされた。
「ZiPS」によると、大谷は2023シーズンでチーム内本塁打と打点1位、WARで2位を記録。チーム内打者WAR1位はマイク・トラウトで4.8を記録するものと予想された。
投手では27試合に登板し、156イニングを投げて13勝8敗、防御率3.00、193奪三振、45四球、WAR 4.1の成績を収め、エースの役割を果たすだろうと見込んだ。チーム内最多勝、イニング、奪三振1位、WARで1位になるだろうと予想された。
投打総合WARは7.6だ。昨年のWAR総合9.4よりは低いが、依然としてMVP級の活躍を披露するだろうと統計サイトは予測した。
大谷の“二刀流”は2021年から猛威を振るっている。昨季に打者として157試合で打率0.273、34本塁打、95打点、出塁率0.356、長打率0.519、OPS 0.875、投手として28試合166イニングで15勝9敗、防御率2.33を記録し、MVP投票で2位に入った。
“予備FA”の2023シーズンを迎える大谷は、エンゼルスとひとまず1年3000万ドルの契約を結んだ。そして来季終了後、FA資格を得て市場に出ることになれば、5億ドル規模の契約も不可能ではないという見通しが続いている。
はたして大谷の“二刀流”は今季もメジャーを席巻するのか、怪物の活躍を注目したい。
(記事提供=OSEN)