来る3月8日、WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）が開幕する。
日本では大谷翔平（エンゼルス）、ダルビッシュ有（パドレス）、鈴木誠也（カブス）といったバリバリのメジャーリーガーに加え、NPBからも村上宗隆、山田哲人（ヤクルト）、源田壮亮（ライオンズ）、山本由伸（オリックス）、佐々木朗希（ロッテ）といった日本トップクラスの選手が参加することが大きな話題に。それだけでなく、日本人の母を持つメジャーリーガーのラース・ヌートバー（カージナルス）の代表入りも確実視されており、これまでにない盛り上がりが期待されている。
日に日に熱気が高まるなか、WBCといえば、思い出されるのは2009年の第2回大会ではないだろうか。第1回に続いて日本が優勝を収めたこの大会は、決勝が“日韓戦”だったこともあり、多大な注目を集めた。
試合は3-3の同点で迎えた延長10回表、二死、二、三塁のチャンスを迎えた日本が、イチローのセンター前適時打で2点の勝ち越しに成功。5-3で勝利を収め、見事2連覇を達成した。
当時、韓国のマウンドでイチローに打たれた投手はイム・チャンヨンなのだが、日本でも知っている人は多いのではないだろうか。
