オンラインゲームなどで知られるネットマーブルF&Cの子会社メタバースエンターテインメントからローンチされたMAVE:は、シウ、ジェナ、タイラ、マティで構成された4人組グループ。「MAVE:」は「メイク・ニューウェーブ」を略したもので、K-POPシーンに新たな波を起こすという抱負が込められている。
同日、配信されたデビュー曲『PANDORA』のミュージックビデオを見てみると、高層ビルが立ち並ぶ近未来的な街を舞台にパフォーマンスを臨場感あふれるパフォーマンスを披露するMAVE:の姿が映っている。
ころころと変わる表情や細かい仕草や視線の動き、あえて統一されていない振り付けなど、まるで息遣いが聞こえてきそうなほどにリアルなパフォーマンスには驚かされる。
ちなみに、『PANDORA』の振り付けは、人気グループIVEやIZ*ONEなどのパフォーマンスを手がけたダンスチーム「FreeMind」が総括を務めたことや、IUやEXOカイ、aespaなどのミュージックビデオの制作にも携わった「FLIPEVIL」がメガホンをとるなど、超豪華な製作陣が集結している点も注目すべきポイントだ。
このほかにも、昨年はBLACKPINKがスマートフォン向けゲーム「PUBGモバイル」のバーチャル空間で史上初のインゲームコンサートを開催。また、各メンバーに仮想空間上のアバター(通称:ナビス)が存在する“メタバースグループ”として知られるaespaは、今年3月にナビスがバーチャルグループとしてデビューする計画が進められているという。
「現実には存在しないガールズグループ」の誕生が今後のK-POP界にどんな影響を与えるのかは未知数だが、ただ一つ言えることは、これまで多くのアイドルファンを苦しめてきた“メンバーの熱愛&結婚”などのスキャンダル問題について心配しなくて良いということだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部A)
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