新しい環境で、これまでとまったく違ったサッカーをしてもう一段階成長したかった。そこで真っ先に思い浮かんだのが、韓国。Kリーグの舞台だった。
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幼い頃から一緒にサッカーをした大先輩の安英学(アン・ヨンハ)がプレーした地であり、現在は安柄俊(アン・ビョンジュン/水原三星ブルーウィングス)が国内トップレベルのストライカーとして活躍している。
在日コリアン3世の金大生(キム・デセン/天安シティFC)は躊躇することなく、縁故のない韓国行きを選んだ。
昨年6月、金大生は当時K3リーグ(セミプロ、3部相当)所属だった天安シティFCの前身「天安市サッカー団」に入団し、韓国に足を踏み入れた。