コ・ヨンピョは昨季KBOリーグで28試合に登板し、13勝8敗の防御率3.26を記録。KT投手陣の主軸に定着し、2年連続で10勝を達成した活躍から、今回のWBC韓国代表メンバーに選ばれた。
そんなWBCで、韓国は日本、オーストラリア、チェコ、中国と同じ1次ラウンド・プールBに入った。
東京ドーム開催のプールBで最も大きな関心を集めている選手といえば、ア・リーグMVP受賞経験もある大谷だろう。
米メジャーリーグの舞台で“二刀流”で活躍する大谷は昨シーズン、投手として15勝9敗、防御率2.33、打者として157試合で打率0.273、34本塁打、95打点の成績を収めた。
WBCで対戦したい国について質問され、「特別に出たい試合があるわけではない」と線を引いたコ・ヨンピョだが、「自分のベストを作ることに集中している。予選では日本やオーストラリアにいる選手の方がレベルが高いだろう」とし、大谷の名前を挙げて次のように語った。
「日本と試合をするなら大谷翔平と一度対戦してみたい。五輪のときは別の選手と対戦したことはあるが、大谷は本当に気になる」
コ・ヨンピョは最後に、「大谷を抑えればどこに行っても自慢できるだろう。良い選手だからその分勝負してみたいし、勝てればもっと良いはずだ。仮に大谷に安打を打たれたとしても、挑戦してみることに意味があると思う。自分のチェンジアップを大谷がどう攻略するのかが気になる。もし結果が良ければ自信も生まれるだろう」と、大谷との対戦を期待した。
(記事提供=OSEN)