“光速球”佐々木朗希に注目するしかない韓国メディア…「完成型先発投手になる」と報じたワケ

2023年02月18日 スポーツ #プロ野球
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前日の15日に行われたロッテとヤクルトの練習試合では、佐々木が先発投手、村上が4番打者で出場し、直接対決を繰り広げた。

佐々木は2022シーズンに完全試合を達成した。最速164kmのボールを投げ、NPBの次世代エースとして浮上した。村上は日本人最多の56本塁打を放ち、全会一致のMVPに輝いた。NPBが誇る投打のホープは、そろってWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表にも選ばている。

そんな2人の対戦結果は、佐々木の完勝だった。村上は2回の先頭打者として打席に立ったが、佐々木が投じた160kmの内角直球に空振り三振で退いた。完璧なコントロールで光速球が入ってくると、ホームランキングのバットも仕方なく空を切るしかなかった。

春季キャンプの練習試合にもかかわらず、4000人近い観客が集まって2人の対決を見守っていた。

完敗した村上は「(佐々木は)もう仕上がっている」と、佐々木の球威を直接感じた感想を明かした。佐々木にとっては最高の褒め言葉だ。

村上は続けて、「まだ自分のスイングができていない。シーズンとWBCに向けてやっていきたい」と語っていた。

佐々木朗希(写真は2019年のWBSC U-18ベースボールワールドカップ)

佐々木は同日、今季実戦初登板で2イニングを投げ、1被安打、5奪三振の無失点と好投した。最速160kmのボールを投げ続け、145kmの高速フォーク&高速スライダーも駆使した。

「最後はいいところに入った。練習試合だがホームランを打たれたくなかった。抑えられて良かった」と、佐々木は満足げに自評を述べていた。試合前には「内角直球で三振を取りたい」と宣言していたが、それを実現した形だ。

日本メディアは佐々木に「変化球の精度まで加わった」と高い評価を下した。

佐々木は実稼働2年目だった昨季、20試合に登板して129.1イニングを消化した。今季は初のフルタイムを消化する“完成型先発投手”になるものと期待されている。

(記事提供=OSEN)

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