大谷は2018年にメジャーデビューし、今ではリーグ最高の選手に浮上した。2021年にはア・リーグMVPを受賞。投手としては通算63試合に登板して28勝14敗、防御率2.96を記録した。特に昨季はメジャー初の二桁勝利(15勝9敗)を達成し、キャリアハイを描いた。
また、打者としては581試合に出場し、打率0.267の530安打、127本塁打、342打点、326得点、66盗塁を記録。2021年には46本塁打、100打点を挙げ、1シーズンにおける自己最高記録を塗り替えた。
大多数の球団は大谷が市場に出ることだけを指折り数えて待っている。そんななか出たのが、カブスの鈴木誠也が大谷獲得に向けて水面下の作業に乗り出すという報道だ。
米スポーツ専門メディア『ブリーチャー・リポート』は21日(日本時間)、「大谷は全球団の獲得リストに含まれているが、その願いは叶わないだろう」と伝えた。大谷獲得競争が熾烈という意味だ。
同メディアは続けて、「カブスには鈴木誠也という心強い支援軍がいる。彼は大谷に(カブス本拠地の)リグレー・フィールドで一緒にプレーしようと説得し始めた」と伝えた。
そして、「鈴木と大谷はWBC期間、日本代表で一緒にプレーする。そのため、カブスに連れてくるよう説得するのに十分な時間があるだろう」と付け加えた。
まだ2023シーズンも開幕していない段階だが、どの球団も翌シーズンの大谷加入をすでに願っている。はたして大谷と鈴木がカブスで同僚となるのか、今後の去就を見守りたいところだ。
(記事提供=OSEN)