ところが、本文内で「キム・ミンジェはマンチェスター・ユナイテッドのターゲットだ。“日本人”CBはナポリがセリエAで優勝するための重要人物であり、今日、世界最高のセンターバックと評価されている」と書いている。続いて「この“日本人”選手を連れてくるために、マンUはハリー・マグワイア、ヴィクトル・リンデロフを売って資金を確保する」と伝えている。
昨シーズン、トルコのフェネルバフチェを離れ、欧州5大リーグのセリエAに挑戦したキム・ミンジェだが、デビューシーズンから圧倒的なパフォーマンスを見せている。セリエAのみならず、チャンピオンズリーグの舞台でも指折りのDFに成長した。
昨夏、ナポリとは3+2年契約で入団したが、一時的なバイアウト条項を付与されている。7月1日から15日の間に4500万ユーロを支払えば、個人交渉ができるというものだ。
なお、キム・ミンジェが“日本選手”と表記されたのは今回が初めてではない。
去る3日、イギリスのスポーツ専門メディア『SportsMOLE』はマンUが今夏の移籍市場で獲得可能なCB候補5人を紹介し、キム・ミンジェを含めていた。
ところが、同メディアはキム・ミンジェを「日本代表(The Japan international)は今季、セリエA23試合で2ゴールを決めて1アシストを記録した。現在、ナポリはリーグ1位に位置している」と説明。キム・ミンジェを日本代表チーム所属と表記したのだ。
キム・ミンジェの国籍さえまともに把握できなかった軽率さとうぬぼれ、韓国代表を日本代表に変身させたサッカーの母国のメディアとは思えない行動だった。しかし、残りの4人のヨーロッパ出身選手の国籍はすべてきちんと表記していた。
(記事提供=OSEN)