かつて読売ジャイアンツや千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズにも在籍したことで日本にも馴染み深いイ・スンヨプは、監督として初めてのシーズンを迎える。
「もう開幕まであと4日だが、現実的にスタートしたということを感じている」と話したイ・スンヨプ監督は、「コーチングスタッフが何をしたのか。選手たちが本当に熱心に努力したということを斗山ベアーズの人々は皆知っている。頑張った分だけご褒美がついてきてほしい」と選手たちの活躍を期待した。
斗山は同日、1番チョン・スビン(中堅)、2番ホセ・ロハス(左翼)、3番ホ・ギョンミン(三塁)、4番キム・ジェファン(DH)、5番ヤン・ウィジ(捕手)、6番ヤン・ソクファン(一塁)、7番カン・スンホ(二塁)、8番イ・ユチャン(遊撃)、9番キム・デハン(右翼)という先発ラインナップを構成。先発投手はキム・ドンジュだった。
イ・スンヨプ監督は「ある程度は今日出場するメンバーが開幕戦メンバーになる可能性が高い。キム・ジェファンは肩が少し悪いのでDHで、代わりにロハスが左翼で出る。一番悩んでいるポジションはショートとバックアップだ。イ・ユチャンのことは肯定的に見ている。遊撃手は攻撃も重要だが、守備面でミスを多くするとチームは動揺してしまう」と説明した。
そして先発ローテーションについては「(元阪神の)アルカンタラ、チェ・ウォンジュン、クァク・ビンは、1年間負傷がなければ(ローテーション入りは)確定と見ても良い。外国人選手がいつ帰ってくるかは分からないが、早ければ5月初めだ。事実上1カ月間はいないと思う。残りの2人を1カ月間、どのように回すかが悩みだ。チェ・スンヨン、パク・シンジ、キム・ドンジュの3人が、1カ月間先発投手としてうまく防らなければならない」とし、「3人の選手がうまくやってくれれば、ディラン(・ファイル)が戻ってきても、誰もが先発投手になれる。そのような責任感と自信、明確な目標意識を持って試合に臨んでほしい」と構想を明らかにした。
(記事提供=OSEN)