2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本を優勝に導いた大谷が、MLBオープン戦も爆撃中だ。WBCの疲労がまるで感じられない。
大谷は同日、米カリフォルニア州アナハイムのエンゼル・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャースとのオープン戦に「3番・指名打者」として先発出場し、3打数2安打1得点のマルチヒットを記録した。
WNCでは打者として7試合で打率0.435(23打数10安打)、1本塁打、8打点、OPS(出塁率+長打率)1.345と活躍した大谷は、オープン戦復帰戦となった27日のドジャース戦で3打数1安打を記録したのに続き、この日は2安打と熱い打撃感を維持した。オープン戦4試合で打率0.455(11打数5安打)だ。
ドジャース先発ノア・シンダーガードを相手に迎え、第1打席を中飛で打ち取られた大谷だが、第2打席では初球を打ち返して右前安打を記録した。後続のアンソニー・レンドンの安打で二塁に進んだ大谷は、ブランドン・ドルーリーの安打でホームに生還し、得点を挙げた。
第3打席ではシンダーガードが3球目に投じたスライダーを捉え、左前安打を放った。直後、代走のジェレマイア・ジャクソンと交代し、試合を終えた。なお、試合は5-4でエンゼルスが勝利した。
なお、エンゼルスは本日(29日)、エンゼル・スタジアムでドジャースと最後のオープン戦を行う。
その後、31日に敵地オークランド・コロシアムでオークランド・アスレチックスとの開幕戦に臨む。大谷はこの試合で先発投手を務める予定だ。
(記事提供=OSEN)