村上は11日に行われた横浜DeNAベイスターズ戦で「4番・一塁手」で先発出場し、初回の1打席目に2ラン本塁打を放った。
二死二塁で打席に立った村上は、相手先発の濵口遥大が3球目に投じたストレートを打ち返し、右中間のフェンスを越えた。先制となる2ラン本塁打で、ヤクルトを6-3の勝利に導く値千金の一発となった。
シーズン開幕戦の3月31日、広島東洋カープ戦の1打席目以来、9試合37打席ぶりに生まれたシーズン2号だ。
村上はこの日まで開幕9試合で33打数7安打、打率0.212、1本塁打、5打点、3四球、12三振、出塁率0.297、長打率0.364、OPS(出塁率+長打率)0.661と振るわなかった。
しかし、この日久しぶりに本塁打を味わった後、5回には四球で出塁に成功し、チームの勝利に貢献した。
あいにく、この日は村上の熱愛説が流れた日だった。1歳年上の女子プロゴルファー、原英莉花との熱愛報道が飛び出し、日本国内のファンの熱い関心を集めた。だが試合前、村上は「事実と異なる部分が多い。アスリートとしてお互いに応援し合っている。仲の良い友人の一人」とし、熱愛を否定した。
打撃不振に熱愛説が加わり、負担がさらに増しかねない状況だったが、村上は初回から爽快感あふれるホームランで37打席ぶりに沈黙を破った。シーズン打率も0.222(36打数8安打)に引き上げた。
身長188cm、体重97kgの右投左打で巨砲内野手である村上は、プロ2年目の2019年に36本塁打を放って新人王に輝くと、2021年には39本塁打でセ・リーグMVPに選ばれた。昨季は日本初の5打席連続本塁打を含め、141試合で打率0.318、155安打、56本塁打、134打点、114得点、出塁率0.458、長打率0.710、OPS 1.168で怪物級のシーズンを送った。
日本人最多56本塁打の新記録を打ち立て、最年少打撃3冠王とともに満場一致のMVPに選ばれた村上は、ヤクルトと3年18億円の超大型契約も結んだ。
また、先月行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも、序盤の不振を乗り越えて準決勝のメキシコ戦でサヨナラ逆転2点二塁打、決勝のアメリカ戦で同点ソロ本塁打を放ち、侍ジャパンの全勝優勝に大きく貢献した。
(記事提供=OSEN)