2001年生まれで21歳のチェ・スンヨンは、今季2試合(7.1回)を投げて1敗、防御率13.50を記録している。
シーズン初登板となった今月5日のNCダイノス戦では、1.2回で10被安打(1被本塁打)、2死球、2奪三振、8失点と猛打を浴びた。
しかし、11日のキウム戦では5回で6被安打(1被本塁打)、4奪三振、3失点と自身の役割を果たした。なお、試合は6-4で斗山が勝利した。
イ・スンヨプ監督は当時、チェ・スンヨンを6回で下げた理由について、「3-3の状況で勝負をかけなければならないと思った。球威も落ちているように見えた。日曜のLGツインズ戦の登板も考えなければならないかったし、キウムも侮れない相手ではない。チェ・スンヨンは良い球を投げていたが、チームの勝利のために決断を下した」と、当時の状況を説明した。
初登板で大苦戦したチェ・スンヨンは、投球フォームに変化を加えて結果を引き寄せた。
NC戦と異なり、キウム戦では投球動作の途中で一時的に止まり、再び投げる投球フォームを披露した。日本の投手でよく見られる2段モーションの投球フォームだ。
「投球フォームを変えることは簡単ではない。ただ、良くないから変えた」と笑ったイ・スンヨプ監督は、「昨日は和食(日本式)に変えたよ。投手コーチと息が合ったと言って良い。自分自身、問題があったと判断したと思う。投手コーチの意見か選手の意見かはわからないが、今後の良い競技力のために変化を与えたと思う」と伝えた。
チェ・スンヨンの変化をポジティブに捉えたイ・スンヨプ監督は、「上手くいかないときは原点に帰ったり、変化を加えなければならない。そして、良かったことは維持しなければならない」と強調した。
(記事提供=OSEN)