大谷は同日、敵地フェンウェイ・パークで行われたボストン・レッドソックス戦に「3番・指名打者」として先発出場し、4打数無安打を記録した。
1回二死で初打席に立った大谷は、レッドソックスの先発投手ギャレット・ウィットロックが4球目に投じた80.6マイル(129.7km)のスライダーを捉えるも遊ゴロで抑えられた。
4回の2打席目は先頭打者として臨むも、3球目の83.1km(約133.7km)のチェンジアップを打ち上げてしまい、右飛で退いた。7回の3打席目も、ウィットロックが2球目に投じた79.5マイル(約127.9km)のスライダーを狙うも二ゴロで打ち取られた。
そして、二死走者なしで迎えた最終9回の4打席目は、レッドソックスの抑えライアン・ブレイシアが投じたスライダーを打ち上げ、左飛でアウトに。これで試合終了となり、エンゼルスは1-2で敗れた。
同日、4打数無安打と沈黙した大谷は、3試合連続安打の勢いがストップした。シーズン打率は0.288(52打数15安打)に下落し、打率3割台を維持できなかった。
これでレッドソックス相手に3連敗を喫したエンゼルス。先発投手のリード・デトマーズは6.1回6被安打(1被本塁打)、1四球、7奪三振の2失点と力投したが、打線の援護を受けられずに敗戦投手となった。
一方、3連勝したレッドソックスは先発投手ウィットロックが好投。7回3被安打、2四球、5奪三振、1失点の活躍でシーズン初勝利投手となった。
(記事提供=OSEN)