佐々木は28日、京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ戦で先発登板し、7回7被安打、1四球、2死球、8奪三振の3失点を記録した。電光掲示板に球速165kmが記録されるなど、強力な球を投げ続けた。
1回一死で宗佑磨に二塁打を打たれた佐々木は、森友哉に適時二塁打を浴びた。2回にはシュウィンデル、頓宮裕真に連続安打を打たれたが、ゴンザレス、茶野篤政、紅林弘太郎をすべて三振に仕留め無失点に抑えた。
3回を三者凡退で乗り切った佐々木は、4回に杉本裕太郎の安打を許した。シュウィンデルは右飛で抑えたが、頓宮を死球で塁に出し、ゴンザレスに安打を許して一死満塁の危機に追い込まれた。
結局、茶野の1打点内野安打と紅林の犠飛を浴びて2失点してしまった。その後、宗を右飛で打ち取りイニングを辛うじて終えた。
5回は森を四球で塁に出したが、杉本を三振に仕留め、シュウィンデルを凡打で処理してイニングを終えた。6回も三者凡退を記録した。
7回は宗の安打と森への死球で二死一、二塁の危機に追い込まれたが、杉本を三振に仕留め失点の危機を出した。投球数106球を記録した佐々木は7回限りで降板し、同日のピッチングを終えた。
佐々木は同日の試合前まで登板した3試合で、20イニング無失点30奪三振を記録し、3勝を収めていた。
しかし、昨季に最年少完全試合の生贄となったオリックス相手に初回から失点し、日本プロ野球最多イニング連続無失点記録(1963年の中井悦雄の31イニング連続無失点)への挑戦に失敗した。
(記事提供=OSEN)