大谷は30日、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3打数1安打(1本塁打)、2打点、2四球、2三振を記録した。
直近6試合で打率0.517(27打数13安打)、4本塁打、6打点、OPS 1.628と圧倒的な活躍を見せていた大谷。この日は最初の4打席でそれまでの勢いが静まったように見えたが、9回最後の打席で本塁打を放った。
大谷は1-1で迎えた1回一死走者なしで1打席目に立つと、相手先発ランス・リンが5球目に投じたスライダーに空振り三振を喫した。2回の2打席目も再び低めのスライダーにバットが空を切った。2打席連続三振だった。
その後、5-7で迎えた4回の3打席目は申告敬遠で一塁に進塁。このホワイトソックスの選択は正しく、大谷の後続ブランドン・ドゥルーリーを空振り三振に抑え同回を無失点で終えた。
7回には無死一塁の場面で再び四球で出塁。無死一、二塁とチャンスを広げたが後続が続かず、ドゥルーリーが右飛、マイク・ムスタカスが併殺打で打ち取られた。
ただ、4-9とさらに点差を広げられた9回裏二死一塁の場面で大谷は5打席目に立つと、相手守護神ケンドール・グレーブマンが5球目に投じたスライダーを打ち返し、中央フェンスを越える追撃の2ラン本塁打を放った。
大谷は2試合ぶりにホームランを放ち、シーズン29本塁打目、さらには月間14本塁打でエンゼルスの球団新記録を樹立した。
しかし、結局7-9で敗れたエンゼルスは2連敗に陥り、44勝39敗となった。
(記事提供=OSEN)