ソフトバンクは17日、本拠地・福岡PayPayドームで行われたオリックス・バファローズ戦で0-3の完封負けを喫した。
これで東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦、埼玉西武ライオンズとの3連戦、オリックスとの3連戦いずれも全敗し、9連敗のドロ沼に陥った。ソフトバンクが9連敗を記録したのはダイエー時代の1996年9月以来、27年ぶりだ。
日本メディアによると、3カード連続の3連敗は球団史上初だという。ソフトバンクは首位オリックスと5.5ゲーム差の3位で前半戦を終えることになった。
ソフトバンクは同日、わずか4安打という貧打で1点も取ることができなかった。何より、二塁ベースを一度も踏むことができなかった。
2回には先頭打者の中村晃が右前安打で出塁するも、後続の牧原大成と栗原陵矢が空振り三振、川瀬晃が三直で退いた。
その後、3回は三者凡退、4回は先頭の近藤健介が四球で出塁するも後続が三者凡退。5回と6回もともに三者凡退に終わった。
7回には一死走者なしから中村が左前安打で出塁したが、ここでも牧原と栗原が続かなかった。
0-3でリードされた9回は先頭の近藤が内野安打で出塁。ただ、柳田悠岐が空振り三振、中村と牧原が連続で遊ゴロに打ち取られ、1点も取れずに試合終了となった。
打線の沈黙もあり、この日先発登板したスチュワート・ジュニアは7回5被安打、7奪三振の3失点と好投したにもかかわらず敗戦投手となった。
(記事提供=OSEN)