初回からキム・ハソンのバットが爆発した。
キム・ハソンは1回表に先頭打者で打席に立つと、2ボール1ストライクから相手先発クイン・プリースターが投じた4球目のストレートを打ち返し、左中間を越えるソロ本塁打を放った。シーズン13号目の本塁打であり、3度目の先頭打者本塁打だ。
飛距離は118m、打球速度は161.7kmだった。
キム・ハソンは23日のデトロイト・タイガース戦で12号目の本塁打を放ち、1シーズンにおける自己最多本塁打記録を樹立したが、2試合ぶりに再び本塁打を追加し、キャリアハイをさらに更新した。
以降、3回の2打席目は遊ゴロで退いたが、5回の3打席目で再び柵越えに成功した。1-8と大差をつけられた5回一死二塁、2ストライクに追い込まれた状況から4球目のスライダーを捉え、左中間方向への2ラン本塁打を放った。
シーズン14号目の本塁打であり、メジャー進出後初めてマルチ本塁打に成功した。
地元メディア『NBCサンディエゴ』のスポーツアンカーを務めるダーナー・トリップ氏は、キム・ハソンが2本目の本塁打を放ったンチ、自身のSNSに「パドレスのMVPはキム・ハソンだ」と綴り、韓国人メジャーリーガーの活躍を絶賛していた。
なお、試合は4-8でパドレスが敗れた。
(記事提供=OSEN)