大谷は8月3日、敵地トゥルーイスト・パークで行われたアトランタ・ブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3打数2安打、1得点、1四球を記録した。
初回に一死走者なしで1打席目に立った大谷は、ブレーブス先発投手ヤニー・チリーノスが7球目に投じた138.1kmのスプリットを打ち返して安打を放った。 しかし、後続のC・J・クロンの併殺打によって無得点でイニングを終えた。
4回、先頭打者として2打席目に立った大谷は、チリーノスが4球目に投じた139.4kmのスプリットで空振り三振を喫した。
6回無死一塁の3打席目では、チリーノスの初球146.6kmのシンカーを打ち返し、無死一、三塁にチャンスをつなげた。
その後、クロンが四球を選んで無死満塁となり、ハンター・レンフローの1打点進塁打とエデュアルド・エスコバルの2打点3塁打が出て、大谷も得点を挙げた。
8回、先頭打者として4打席目に臨んだ大谷は、ブレーブス4番手のカービー・イェイツを相手に四球を選んで出塁に成功した。しかし、後続打は出なかった。
そして、9回の最後の攻撃では、大谷まで打線が回ってくることはなかった。
マルチヒットで活躍した大谷は7試合連続安打の記録を続けた。シーズン打率は0.307(401打数123安打)と小幅上昇。 いつのまにかア・リーグの打率ランキング3位まで上がった。
ただ、エンゼルスは大谷の活躍にも5-12の大敗を喫した。直近2連敗の不振だ。
新加入の先発投手ルーカス・ジオリトが移籍後2度目の登板で3.2回8被安打(3被本塁打)、3四球、1死球、2奪三振、9失点と崩れ、敗戦投手になった。打線では、大谷を除けばマルチヒットを放った打者がいなかった。
一方、ブレーブスはロナルド・アクーニャ・ジュニアが4打数3安打(1本塁打)、3打点、4得点、1四球と大活躍した。シーズン25号目の本塁打だ。
そのほか、オースティン・ライリー(シーズン25号)とマット・オルソン(シーズン37号)も本塁打を放った。
(記事提供=OSEN)