試合では、ネイマールが蒸し暑い天候のなかでもフル出場し、2ゴール1アシストの祝砲を放って韓国ファンを楽しませた。
日本ではツアー3試合すべて欠場して恨まれたネイマールは、全北戦で周囲の予想を裏切り、先発出場してフルタイムを消化した。
ネイマールは幻想的な技量で2ゴールを決め、PSGを大勝に導いた。
足首の手術後、リハビリを経た彼は100%取り戻した技量を見せてファンを安心させた。今夏新加入のイ・ガンインとの連係も良かった。
PSG対全北のチケットでは、プレミアムA席が50万ウォン(日本円=約5万円)に達した。
1等席32万ウォン(約3万2000円)、2等席18万ウォン(1万8000円)、3等席12万ウォン(1万2000円)だった。
ただ、日本ツアーのチケット代は韓国の2倍を超えたという。
VIP席で試合を観戦でき、最高級の食事が提供された「ホスピタリティスペシャルチケット」は、なんと300万円という途方もない価格だったにもかかわらず売り切れた。
PSG対セレッソ大阪のファーストクラスチケットも10万円、PSG対インテルミラノのチケットは20万円に達した。PSGのトレーニングが見られるオープントレーニングチケットも8000円に策定された。
日本のファンは、ネイマールなどスーパースターのプレーをスタジアムで観戦できると思い、喜んで財布を開いた。
ところが、試合後半になってもネイマールが出てこないと、日本のファンは「ネイマール」の名前を連呼した。試合後、ネイマールは自身の欠場に申し訳ないというジェスチャーを取った。
しかし、日本ツアーを終えてわずか2日後、全北戦でフル出場したネイマールの行動に、日本は理解できないという反応のようだ。
日本国内からは「わずか2日で足首の状態がそんなに好転するのか」「ネイマールは日本が嫌いなのか」「韓国でそんなにプレーできるなら、日本で5分くらいでもプレーできなかったのか」「日本で出なかったくせに韓国では出たのか」など、強い不満が続々と挙がっていた。
2019年、当時ユベントスに在籍したクリスティアーノ・ロナウド(現アル・ナスル)の欠場事件は、韓国国内で集団損害賠償につながった。
ただ、日本ではネイマールの欠場に関して、チケット代返還に関する動きはまだないという。
(記事提供=OSEN)