バイエルンは8日、ドイツのアルペンバウアー・シュポルトパークで行われた親善試合でモナコに4-2で勝利した。この試合をもって、バイエルンはプレシーズンの日程をすべて終了した。
親善試合3戦連続で先発出場したキム・ミンジェは、バンジャマン・パヴァールとセンターバックのコンビを組んだ。
対するモナコでは南野が右ウィングとして出場し、キム・ミンジェと韓日攻守対決を繰り広げて注目を集めた。
スタートはキム・ミンジェの圧勝だった。キム・ミンジェは前半9分、右サイドをドリブルした南野の突破の試みを一気にシャットアウトした。
ただ、この日に限って南野の動きが鋭かった。南野は前半16分、キム・ミンジェの前で右足で初のシュートを放った。シュートはゴールポストを越えたが、動きは鋭かった。
そして、天下のキム・ミンジェもミスをしてしまった。
前半29分、キム・ミンジェの自陣ゴール前での安易なパスをアレクサンドル・ゴロヴィンが拾い、すぐさまシュート。これはスヴェン・ウルライヒがセーブしたが、直後の流れから最後は南野がパスを受け、左足で先制点となるゴールを決めた。
失点以降、キム・ミンジェが大きく動揺することはなかったが、南野のコンディションは最高だった。
後半19分にはヴァンデルソンのシュートをキム・ミンジェがブロック。直後、こぼれ球を拾った南野がペナルティエリア内でファウルを受けて倒れた。
結局、モナコにPKが与えられ、キッカーのウィサム・ベン・イェデルが確実に決めてをチーム2点目を挙げた。
この日、南野はモナコが決めた2ゴールすべてに直接関与し、最も目立つ活躍を見せた。南野は70分間プレーして交代した。
過去にはプレミアリーグのリバプールで徹底的に失敗した南野だったが、モナコで欧州舞台での生命を延長した。
一方、キム・ミンジェは失点につながる大きなミスはしたものの、全体的に安定した守備力を見せた。
親善試合3試合で連続先発出場したキム・ミンジェは、バイエルンのセンターバックの主力争いで競争力を見せた。
なお、バイエルンは8月13日、本拠地アリアンツ・アレナでライプツィヒとのDFLスーパーカップを戦う。この試合でキム・ミンジェが先発出場するかどうか、関心が集まっている。
（記事提供＝OSEN）
