大谷翔平に敗れた日本人投手を韓国称える…その理由は?「オオタニの壁は超えられなかったが…」

2023年08月28日 スポーツ #プロ野球
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千賀は26日、本拠地シティ・フィールドで行われたロサンゼルス・エンゼルス戦で先発登板し、6.2回4被安打3四球、10奪三振、2失点の好投を見せたが、打線の支援不足でシーズン7敗目を喫した。

1回から大谷翔平との日本人投打対決が実現した。

結果は千賀の負けだった。1死走者なしで大谷に四球を与えた。ただ、失点はなかった。ブランドン・ドゥルーリーを空振り三振、マイク・ムスタカスを三ゴロに打ち取りイニングを終えた。

2回には先頭打者ルイス・レンヒーフォとローガン・オホッピーに連続安打を打たれ、無死一、二塁の危機に直面した。だが、今度はハンター・レンフロー、ミッキー・モニアクを連続三振、ランドル・グリチャックを三ゴロで抑え、得点を与えなかった。

ただ、3回に初失点を喫した。再び大谷の壁を越えることができなかった。

先頭のノーラン・シャヌエルに死球を与え、大谷に打球速度185kmの弾丸のような二塁打を浴びた後、無死二、三塁でドゥルーリーの犠牲フライ、ムスタカスの適時打を許して2失点した。

以降、千賀は4回から安定を取り戻した。連続三振を加えた三者凡退を皮切りに、5回は一死走者なしから大谷に再び四球を許したが、ドゥルーリーを二ゴロ、ムスタカス空振り三振に仕留め、6回はオホッピーに四球を与えて一死一塁の危機をレンフローの併殺打で切り抜けた。

1-2でリードされた7回にもマウンドに上がった千賀は、最初の打者モニアクとグリチャックを相次いで三振処理する力投を披露した。主な武器である“お化けフォーク”にエンゼルス打者はお手上げだった。千賀はアダム・コラレクとの交代で降板し、球数105球で試合を終えた。

千賀は大谷とメジャーリーグという夢の舞台で真剣勝負を繰り広げ、この日の結果をしばらく忘れることができた。

千賀は試合後、「日本でも大谷と何度か対決したが、ここで再び彼に会って興奮した。大谷には引き続きベストを尽くしてほしい」というメッセージを残した。

ソフトバンク時代の千賀

日本では福岡ソフトバンクホークスに所属した千賀は、2022年シーズンに22試合11勝6敗、防御率1.94の好投を見せ、昨年12月にメッツと5年7500万ドルで契約し、ついにアメリカ進出の夢を叶えた。

千賀はメッツで24試合10勝7敗、防御率3.17の印象的なデビューシーズンを送っている。

(記事提供=OSEN)

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