UAEに本社を置くラシン・シティ・グループは、自社の豊富な人的ネットワークを活用し、来る10月21日に韓国の高陽総合運動場でブラジル、イタリア、韓国のサッカーレジェンドが参加するレジェンドオールスターゲームを開催する予定だ。
このレジェンドオールスターゲームをプロモーションするため、ラシン・シティ・グループは今回、元イタリア代表DFマッシモ·オッド、ザンブロッタ、元ブラジル代表GKジュリオ・セーザルの3人のレジェンドを韓国に呼び込んだ。
ラシン・シティ・グループは先月にも元ブラジル代表FWロナウジーニョ、元イタリア代表DFのマルコ・マテラッツィとファビオ・カンナヴァーロのレジェンド3人を招待し、韓国サッカーファンの関心を集めたことがある。
ザンブロッタ、オッド、セーザルの3人は、11日にソウルの儆新中学サッカー部を訪問し、ユースサッカークリニックイベントを行った。続けて、永登浦のフェアモント・アンバサダー・ソウルで韓国報道陣との懇談会を開いた。
懇談会の場では「同じ時代を風靡した選手には韓国人のパク・チソンいた。特にセーザルは同じチームでプレーしたこともあったはずだ。何か覚えていることはあるか」という質問が出た。
パク・チソンは現在、Kリーグの全北現代でテクニカルディレクターを務めている。
するとセーザルは、「クイーンズ・パーク·レンジャーズ（QPR）でパク・チソンと2012年に一緒にプレーした。彼を見て最初に感じたのは、技術的にとても良い選手だということだった。対人関係も良かったし、仲間たちとも仲良くしていた。だからこそ、キャプテンの任務も与えられた」と振り返った。
続けて、「韓国サッカーがどれほど発展したのかは、ソン・フンミンを見ながらも素晴らしいと感じている。代表で韓国と対戦したこともある。韓国サッカーの発展をここで直接見ている。パク・チソンという優れた選手とロッカールームを共有できて本当に良かった」と強調した。
2002年日韓W杯の決勝トーナメント1回戦で韓国代表と対戦経験のあるザンブロッタは、「バルセロナにいたとき、UEFAチャンピオンズリーグの準決勝で（マンチェスター・ユナイテッド所属のパク・チソンと）対戦したことがある。ほかにも世界各地で対戦した」とし、「パク・チソンはアジア人選手のなかで最も優れた選手の一人だった。アジアにあんなに優れた選手がいることに驚いた」と振り返った。
オッドは「私はパク・チソンのことをよく知らない。しかし、1997年にシチリアで開かれたユニバーシアード大会のとき、大学代表として韓国と対戦したことがある。当時、私は学生だったが、パク・チソンがあのチームにいたかも知れない。（実際にはキム・ホゴン監督が率いたチームであり、アン・ジョンファンやキム・デイ、キム・セインらがいた）」と述べ、パク・チソンではないものの韓国のチームとの対戦を思い出していた。
（記事提供＝OSEN）
