日本は12日、ベルギー・ヘンクで行われたトルコとの親善試合で前半だけで3ゴールを決めるなどし、4-2で勝利した。
10日のアウェイ・ドイツ戦で4-1の勝利を収めた日本は、6月から国際親善試合4連勝と好調ぶりを維持した。
昨年のカタールW杯でベスト16入りを果たした森保一監督の続投決定以降、日本はより強固な組織力を誇っている。
6月、自国で行われた国際親善試合ではエルサルバドルを6-0、ペルーを4-1で破り、今回の欧州遠征ではドイツを4-1、トルコを4-2で下す鋭い攻撃力を見せつけた。直近の代表戦4試合でなんと18ゴールも決めている。
ドイツに完勝した日本はトルコ相手にも前半から強く攻め立て、早々に勝機をつかんだ。
前半15分、伊藤敦樹のミドルシュートで機先制圧に成功した。チームメイトとのパス交換で相手の守備を交わした伊藤は、ペナルティエリア手前から強力な左足シュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
13分後には中村敬斗が追加点を決めた。同28分、久保建英が放った無回転気味のシュートを相手GKが弾いたところを中村が詰め、そのまま右足で押し込んだ。
中村は同36分、日本の3点目まで決めた。右サイドから毎熊晟矢が送ったグラウンダーのクロスを落ち着いてトラップし、冷静なシュートで自身2点目に成功した。
ただ、同44分にセットプレーからトルコが1点を返すと、後半16分にも失点して1点差に迫られた。
それでも、日本は後半33分、途中出場の伊東純也が自ら得たPKを成功させ、4-2の完勝を収めた。
(記事提供=OSEN)