大谷翔平は獲得したが…韓国メディアがドジャースを心配するワケ「マウンドは大丈夫か?」

2023年12月17日 スポーツ #プロ野球
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ドジャースが契約期間10年に7億ドルで二刀流スターの大谷翔平を獲得した。莫大な投資で最強打線を組むことになった。

ドジャース打線には大谷をはじめ、MVP受賞者だけで3人もいる。2018年のア・リーグMVPを受賞したムッキー・ベッツ、2020年のナ・リーグMVPを受賞したフレディ・フリーマンがおり、満場一致MVPを2度(2021、2023年)も受賞した大谷がいる。

ベッツはMVPをはじめ、オールスター7回、シルバースラッガー賞6回、ゴールドグラブ賞6回など華麗な受賞歴を誇る。

フリーマンはMVPを含めてオールスター7回、シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ賞1回など受賞した。 今年の成績は61試合、打率0.331(637打数211安打)、29本塁打、102打点、OPS(出塁率+長打率)0.976だ。

ドジャースは来年も強力なワールドシリーズ優勝候補だ。2013年から2020年まで8年連続ナ・リーグ西地区優勝を果たし、11年連続ポストシーズン進出、2年連続地区優勝記録を続けているチームだ。

大谷翔平
大谷翔平

ただ、日本プロ野球から二刀流を成功させ、最高のスターに位置づけられた大谷だが、来年は投手としてマウンドに上がることができない。

大谷は今年、打者として135試合で打率0.304、44本塁打、95打点、102得点、20盗塁、出塁率0.412、長打率0.654、OPS 1.066を記録した。本塁打王、MVPだ。投手としては23試合で先発登板し、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振を記録した。

だが、シーズン中盤に右肘の靭帯を損傷し、最後までプレーすることができなかった。そのため、来年は投手としてマウンドに上がれない状況だ。つまり、ドジャースは来年大谷を投手としてマウンドに立てることができない。

ドジャースは先発投手が必要だ。そのため、大谷獲得後に再び動いた。トレードで最高の先発投手の一人、タンパベイ・レイズのエースであるタイラー・グラスノーを迎え入れた。その代わり、若手先発投手のライアン・ペピオットと外野手のジョニー・デルカを譲った。

終わりではないようだ。ドジャースはこれまで「エース」の役割を果たしたベテラン左腕クレイトン・カーショウがFA市場に出た。しかし、ドジャースに残る可能性も依然としてある。このうち、ドジャースは日本の「4冠王」エース山本由伸まで狙っているという。

山本は日本プロ野球通算172試合(897回)70勝29敗、防御率1.82を記録した投手だ。日本史上初めて3年連続投手4冠王(最多勝、最高防御率、最多奪三振、最高勝率)を獲得した。ドジャースをはじめ、ニューヨーク・ヤンキースなどのビックマーケット球団が山本獲得のために動いている雰囲気だ。

ドジャースが大谷獲得後、積極的な投資でスーパースター軍団を構成するかどうか見守る必要がある。

(記事提供=OSEN)

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