初の甲子園決勝を戦う京都国際高校、大統領や韓国プロ球団が応援!初の戴冠なるか

2024年08月23日 スポーツ
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夏の甲子園決勝に挑む京都国際高校に韓国から声援が送られた。

【写真】甲子園と韓国の“浅からぬ縁”とは?

京都国際は21日に行われた青森山田との準決勝を3-2で制し、初の決勝進出を決めた。京都勢としては2005年(京都外大西)以来となる。しかも、今年の春のセンバツの初戦で敗れた青森山田を破っての決勝だ。

同校の特徴は、「東海(トンヘパダ)を超えてきた」と始まる韓国語の校歌だろう。今回の甲子園でも、勝利のたびに韓国語の校歌が甲子園球場に鳴り響いた。

京都国際は1947年に在日コリアンがお金を集めて建てた「京都朝鮮中学校」を前身とし、その後、学校法人「京都韓国学園」として1958年に京都府知事の認可を受け、2003年に“一条校”となった。

京都国際高校
(写真提供=KIAタイガース)京都国際高校

そんな京都国際は今年2月、韓国プロ野球・KIAタイガースから、1000個のボールがプレゼントされた。これは、KIAのシム・ジェハクGM(ゼネラルマネージャー)が高知県で行われた二軍の春季キャンプを訪問した際、現地の同胞から京都国際の厳しい事情を聞いたことに端を発する。

京都国際の野球部員が古いボールにビニールテープを巻き、“再利用”して練習で使用しているという話を聞いての行動だそうだ。

そして決勝前日の21日には、尹錫悦(ユン・ソンニョル)現大統領が激励のメッセージを送っている。尹大統領は自身のフェイスブックアカウントに、「ユニフォームが汚れるほど渾身の力を尽くしてプレーした選手の皆さんの闘志と情熱に、大きな拍手を送る」とし、「このような大きな大会に、学生数が159人に過ぎない韓国系の京都国際高校が決勝戦に進出したことは本当にすごいこと」と称賛。

阪神甲子園球場
阪神甲子園球場(写真提供=OSEN)

続いて、「私も1983年、父が一橋大学に交換教授として務めていた時、日本で夏を過ごしたが、甲子園の熱い熱気は今も生々しい」と回顧し、「皆さんの夏はこれからが始まりだ。野球を通じて、在日韓国人社会と韓国国民に大きな喜びを与えた京都国際高校の野球チームと学生の皆さんを精一杯応援したい」と声援を送った。

京都国際と関東第一(東東京)の決勝は10時プレイボール。

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