大谷翔平が2026年WBCへの出場を正式に表明した。このニュースは韓国でも大きく取り上げられており、メディア各社が驚きと衝撃をもって報じている。
「韓国にとって災難級のニュース、日本は万歳三唱を叫んだ!大谷、2026年WBC参加確定」(スポーツメディア『スポータル・コリア』)
「『また日本代表、幸せ』大谷がWBC出場宣言…“韓国は超緊張!”」(ネットメディア『ノーカットニュース』)
「“韓日戦、どうするんだ”大谷、2026年WBC出場を約束」(スポーツ紙『イルガン・スポーツ』)
「大谷翔平、2026年WBC出場を公式宣言…韓国野球に“大きな山”登場」(ネットメディア『デイリースポーツ韓国』)
2大会連続のスーパースター参戦で歓喜に沸く日本と対照的に、韓国ではネガティブな反応が目立つ。
例えば、「2026年WBCの韓日戦に非常事態」と題したネットメディア『国際ニュース』は「大谷の出場宣言は、韓国側により徹底した戦力準備と戦略樹立の必要性を呼び起こした」と自国代表に警鐘。『スポーツ韓国』も「韓国野球には青天の霹靂」として、「韓国と日本は2026年WBCで同じプールCに属している。韓国代表の立場としては、大谷の参戦は喜ばしいものではない」とリアルな見解を伝えた。
「“韓日戦10連敗”の韓国、今度は大谷まで相手にする…日本は歓喜、韓国はため息」とネガティブ一色の見出しを打ったのは経済紙『ファイナンシャルニュース』。「日本は幸福の絶頂だが、韓国野球の表情は一層複雑だ」とし、「韓国のファンの反応は、絶望よりむしろ“笑えるけど悲しい諦め”に近い。『どうせ負けるだろう。でも大谷だけは見て負けよう…』と、自嘲的ながらも苦々しい冗談が飛び交っている」と、すでに国内で漂う“諦めムード”を取り上げた。
「日本列島、“最高のニュース”と歓迎」(経済紙『亜洲経済』)や「大谷の一言に日本列島が興奮!」(スポーツメディア『SPOTV NEWS』)など、日本国内の“興奮具合”を報じたメディアも多い。特に通信社『聯合ニュース』は「大谷のWBC出場意思に日本野球は歓呼した」としつつ、「大谷のWBC出場表明は、日本人メジャーリーガーの参加を促すメッセージになり得る」と、大谷が侍ジャパンに及ぼすポジティブな影響力に注目していた。
大谷の出場宣言が日本に勢いをもたらす一方で、韓国国内では開幕100日前にして、早くも緊張と不安が入り混じる空気が漂っている。11月の強化試合で日韓戦10連敗を喫し、WBCで早期敗退だけは避けたい韓国だが、野球界を代表するスターの参戦が大きな重圧としてのしかかることになった。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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