韓国では8月24日までに猛暑日を14.1日を記録し、平年(1991~2020年)の10.5日を大きく更新した。
韓国の疾病管理庁によると、5月20日から8月23日までに記録した熱中症患者は2623人で、推定死亡者は31人だった。
疾病管理庁が熱中症患者を注視し始めた2011年以降、2023年が2018年(熱中症患者4526人・死亡48人)に次いで最も人命被害が多かった。
熱中症患者の発生場所としては、屋外作業場が32.9%(365人)で最も多かった。ただ、室内作業が7.0%(185人)、道端が9.9%、家が6.2%など、室内外を問わず多くの人が暑さに苦しめられた結果となった。
この結果に、韓国国内でも「天気がクレイジーすぎる。もうやめろ。暑い」「暑すぎて何もする気がしない」「早く涼しくなって欲しい」など、今年の暑さに参っている人が多くいた様子だった。
平均体温よりも暑い日が相次いだ2023年の夏。まだまだ残暑は続くだけに、暑さ対策はバッチリしておきたいところだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)