9月25日、とあるオンラインコミュニティには「信号待ち中に、信号無視しながら通り過ぎる人が私の車を傷つけた」と題したドライブレコーダーの映像が投稿された。
投稿した人物は、「信号待ち中、とある通行人が赤信号だったにも関わらず信号無視をし、私の車の後ろを通った際に車を強く蹴りつけた」と当時の状況を説明している。
公開された映像を見ると、投稿者の車の後ろを通り抜けた通行人が、トランク部分を足で蹴り上げている様子が映されている。投稿者は突然の大きな衝撃に驚いた後、通行人を直ちに追いかけて捕まえたという。
金銭の要求をするような当たり屋行為ではないとはいえ、悪質な行為であることに変わりはない。
また、投稿者の問い詰めに対して通行人はほとんど返答もなく、ただ遠くを見つめるだけだったという。
その後、現場に駆け付けた警察に対し「なぜ蹴ったのかわからない、記憶がない」とし、精神病の薬を服用中だと釈明。結局は警察に引き渡されたようだが、以降も最後まで謝罪することはなく、薬が切れていたことしか口にしなかったようだ。
この出来事に、韓国ネット民の間では「本当の精神疾患を持つ人はそれをアピールしない」」「精神疾患者は自称を含めれば周囲に多数いる。無敵の存在」「こうした人が増えている社会が怖い。甘い判決を繰り返すことで、どんどん被害は増えていく。厳しい処罰が必要だ」など、厳しく非難する声が多く上がっていた。
この事件は現時点でまだ決着がついていないが、精神疾患を理由にすれば何をしてもいいわけではない。
ストレスのはけ口に模倣犯が生まれないためにも、厳しい処罰が必要かもしれない。
(文=サーチコリアニュース編集部)