韓国のコーヒー好きは広く知られているところだ。
実際、韓国国内にコーヒー専門店は9万6386店(2023年8月基準)も存在している。2018年には4万9636店だったのと比べると、5年間で2倍近く増加していることになる。
それだけ凄まじい韓国人の“コーヒー愛”だが、彼らのコーヒー事情にまつわる意外な事実が明らかになった。
なんと、韓国では冬でもホットコーヒーよりアイスコーヒーを頼む割合が多いのだ。
スターバックスコリアによると、2023年の初めから11月23日まで、国内の系列店舗においてアイスドリンクの販売割合は全体の77%に達したという。4杯に3杯は冷たいドリンクが占めたというわけだ。
月別に見ても、最も寒いとされる1月でもアイスドリンクの割合は57%と過半数を超え、2月には64%に達している。なお、夏場である6~8月には、アイスドリンク販売の割合は87~89%に足している。
このように、冬でもアイスコーヒーが人気の理由としては「冷たいコーヒーの方が早くカフェインを摂取できる」と考える人が多いからだという。言うなれば韓国人の「せっかちさ」がアイスコーヒー贔屓につながっているようだ。
こうした状況に、韓国ネット民からは「外では『寒い』と言いながら歩いているのに、カフェではアイスコーヒーを飲むのか」「同じ韓国人だけど、寒い日にアイスコーヒーを頼むのは理解できない境地…」「確かに言われて見ると、アイスコーヒーを飲んでいる人が多い」などの意見が挙がっていた。
コーヒー好きの韓国。カフェインの摂りすぎは健康にいいとは言えないだけに、飲み過ぎには注意してほしいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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