結婚を望む人たちには「理想の相手像」というのが存在するはずだ。結婚相談所などではよく相手方の「年収」「身長」「年齢」などが重視されると伝えられている。
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そんな理想というのは、日本だけではなくお隣・韓国でも当然考えられている。
韓国の結婚情報会社デュオは最近、「2023年理想の配偶者像」の調査結果を発表した。同調査は今年9月から10月にかけて、25~39歳の未婚男女1000人(男性500人、女性500人)を対象に調査したものだ。
調査の結果、未婚男性にとって理想の配偶者像の平均値は身長が「164.2cm」、年収が「4377万ウォン(日本円=約437万円)」、資産が「2億1692万ウォン(約2000万円)」、年齢が「2~3歳年下」、学歴が「4年制大卒」で、一般事務職に勤める女性であることがわかった。
一方、女性側から見ると、身長は「178.7cm」、年収は「6067万ウォン(約606万円)」資産は「3億3491万ウォン(約3349万円)」、年齢は「2歳年上」、学歴は「4年制大卒」でこちらも一般事務職に勤める男性という結果となった。
男性側の「2~3歳年下」というニーズと、女性側の「2歳年上」というニーズが合致しているのが意外だ。ちなみに、韓国における2023年の平均年収は7680万ウォン(約768万円)である。
また、男女ともに理想的な配偶者の職業は「一般事務職」(男性43.6%、女性47.2%)という結果となった。
これらはあくまでも「理想像」であり、実際の数値ではないが、韓国の未婚男女たちの好みがわかるデータといえる。
もっとも、この結果を受けて韓国ネット民の間では「現実を知らない」「そんな人を見つけられるなら、いいですね」「自分自身を振り返ってみろ」など、辛辣な意見が目立っていた。
確かに、理想を高く持つことは良いが、「結婚」となれば相手も当然存在する。自らの理想を追い求めるばかりでは上手くいかないだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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