「日本の問題だったのに」と嘆く声も…フリーターの爆発的な増加に頭抱える韓国

2024年03月09日 社会 #社会問題 #日韓比較
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1990年代初頭、不況に苦しんだ日本では正社員になれなかった青年たちを中心に、アルバイトだけで生活するフリーターが多く存在した。

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そうした流れが、お隣・韓国でも起きており、近年は若年層を中心にフリーターが爆発的に増加している。

韓国統計庁が調査した結果、パートタイム労働者(週30時間未満労働)の割合は2018年から2022年までの5年間で、なんと4.2%も増えている。2018年には12.2%だった労働者の割合が、2019年:14.0%、2020年:15.4%、2021年:16.1%、2022年:16.4%と右肩上がりになっているのだ。

イメージ(写真=写真AC)

また、就職プラットフォームの「インクルート」が昨年10月に発表したアンケートの結果でも、成人の71%がフリーターに対して「肯定的に評価する」と答えている。

こうしたフリーターの増加の背景には、雇用条件の悪化や生涯就職の消失など、良質な雇用の減少が大きく影響している。現在の韓国の若者は、不安定な未来よりも目先のお金を望んでいるのだ。

こうした状況に、韓国内では「フリーターの増加は日本の社会問題だったのに」「悪くないと思う。時間を効率よく使って適当に稼ぎ、自分のやりたいことができる」「将来の展望を持てない若者が増えた結果だ」など、多くの意見があがった。

フリーターの増加は韓国社会にどのような変化を与えるのだろうか…。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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