新型コロナによる自粛が明けた今、外国人観光客による経済的な需要は増えている。
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ただし、インバウン丼などと呼ばれる外国人観光客を対象にした割高な価格設定は批判の的にもなっている。
そんな状況は、お隣・韓国も同様だ。なかでも、屋台がズラリと並ぶ韓国の人気観光エリア・明洞(ミョンドン)の価格設定で大きな問題となっている。
明洞と並ぶ人気の観光エリア・南大門(ナンデムン)市場と比べると、明洞の屋台料金は1.5~2倍ほど高値に設定されているのだ。
実際、ポピュラーな屋台料理であるトッポッキは南大門では3000ウォン(約330円)なのに対し、明洞では5000ウォン(約550円)前後の価格となっている。両地域はソウル市の観光特区であり、距離的には直線で1kmほどしか離れていない。
こうした割高価格はトラブルにも繋がりやすく、増加する外国人観光客とのトラブルにもなりかねない。
こうした結果、ソウル市とソウル警察庁は合同で取り締まりチームを設け、明洞観光特区内化粧品販売店(75カ所)を対象に「価格表示履行可否」などを集中取り締まりを始めた。
なお、韓国の「化粧品法」によると、販売されているすべての化粧品はステッカーなどの識別可能な手段を活用し、一般消費者に実際の取引価格を表示しなければならない。まずは化粧品から始まった取り締まりだが、今後は飲食店や他業種にも範囲を拡大して、クリーンなイメージを取り戻そうとしている。
こうしたソウル市の取り組みに、韓国内では「明洞はかつては最高だったが今は没落した。その原因はクオリティの下落だ。安易な金稼ぎに走った結果だろう」「明洞は世界的にも有名な観光地だけに、外国人の人たちが安心して観光できるようにして欲しい」など、多くの意見があがった。
外国人観光客を対象にした料金設定。経済的に理解はできるが、ほどほどにしないと人が寄りつかなくなるかもしれない。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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