近年の韓国では、動物虐待に対する処罰が強化されている。
しかし、その裏一方で、命を屁とも思わない不届き者も存在しているのも確かだ。
最近、ゴミ袋に生まれたての子犬が捨てられていたという衝撃ニュースが飛び出た韓国だが、またしても驚きの虐待が明るみになった。
江原道・江陵市に位置する動物病院「ミソサランクリニック」は最近、インスタグラムで、高速道路のあるサービスエリアに、首輪を着けたレトリーバーが大けがをした状態で発見されたと報告。併せて写真と動画も公開している。
関係者は、「サービスエリアの裏側に捨てられたと思われる。お尻と背中の“肉が腐った”状態で虫がわき、息も絶え絶えで耐えていた」と発見当時の状態を話す。診断の結果は、腎不全、貧血、脱水、炎症など複数の病気を患っていたことが判明している。
なお、韓国の動物保護法によると、特別な理由なく、物理的方法で動物に傷害を与えた場合、最大2年以下の懲役または2000万ウォン(約200万円)以下の罰金に処せられることがある。また、動物を破棄した飼い主は300万ウォン(約34万円)以下の罰金に処される。
この投稿には、「少ないですが募金しました」「健康になって幸せになって」「元の飼い主はどんなやつなのか、絶対に処罰を受けてほしい」「人間が申し訳ありません…」などのコメントが寄せられた。
処罰が徐々に強化されているとはいえ、根絶に至っていないのが現状だ。犯人は、どのような人間か顔を拝んでみたいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
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