「東洋のハワイ」と称される韓国の人気観光地・済州島(チェジュド)。
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観光客数はコロナ禍の2019年を境に減少していたが、現在は完全に回復したようだ。
6月20日、済州特別自治道・観光協会が発表した統計によると、去る17日時点で済州島を訪れた外国人観光客の数は、暫定で10万5850人と集計された。
また、月別の外国人観光客数は1月:10万1143人、2月:10万8805人、3月:15万2856人、4月:17万7588人、5月:18万8164人(暫定)と、今年は毎月10万人を越えていたことも明らかになっている。
その中で最も多かったのが中国人観光客。済州観光協会によると、今年1~4月の全外国人観光客54万392人のうち、中国人観光客は42万4584人で78.6%を占めていた。
中国人にとって、済州島はリゾート地として訪れやすいようだ。
一方、観光客の増加はプラスばかりではなくトラブルも多い。
集団で騒いだり、横柄な態度の人物が多いなど多くの苦情が上がっている。また最近では、人の出入りが多い路上で、幼い子に大便をさせた中国人観光客の親子がSNS上で拡散されるという事件もあった。
日本でも靖国神社に放尿、落書きをする中国人がいたが、韓国も他人事ではないようだ。
こうした中国人観光客の増加によって生じるトラブルに、韓国ネット民は「世界中に拡散すべき事態」「想像以上にモラルがない」「恥をさらすなら、自国でしてほしい」など、辛辣な意見が多く上がっている。
昨今の中韓のギスギス感を見ても、お互いがもっと相手を尊重できるようにすべきだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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