近年、韓国人の世界に対する好き嫌いが変化してきているようだ。
4月23日、韓国世論評判研究所が発表した自国と関わりの深い中国・日本・アメリカ・北朝鮮4カ国に対する好感度調査が話題だ。
20~30代の成人男女1001人を対象に、今月13日から18日まで調査を実施したところによると、「好感を持てない国」という質問に対し、回答者の91%が中国を挙げた。
中国が最も好感を持てない国だという結果に、韓国ネット民の間では「100%でないことが不思議」「むしろ9%の人たちに理由を聞きたい」「これが正しい認識だ」など納得する人が多かった。
中国以下では北朝鮮が88%で2位、日本が63%で3位だった。アメリカは「好感が持てる」が67%と、他国より高いことがわかった。「好感が持てる」が過半数を越えたのはアメリカだけだ。
なお、「好感が持てる」という質問に対し日本は37%、北朝鮮は12%という回答だった。現在の韓国でにおいて、中国は北朝鮮以上に嫌悪されている国のようだ。
ほかでは、韓国の安保に「脅威になる」という回答では北朝鮮が最多の83%で、中国が77%という結果に。両国に対する警戒度の高さが数字として表れた。
韓国で北朝鮮よりも嫌悪される中国。両国の軋轢は今後も続くことになりそうだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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