「世界2位の美女」に選ばれた韓国女優はなぜ中国に“追放“されたのか…発端となった不義理事件とは

2023年01月31日 話題 #美女
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とある韓国人女優が中国で話題となっている。

【写真】クララの“強烈ハイレグ”姿

中国で1月22日に公開された映画『流浪地球2』(原題)が現在、中国ボックスオフィスで1、2位を争う大ヒットを続けているというニュースが韓国でも注目を集めている。

本作は中華圏のトップ俳優たちが出演するSF超大作で、中国人宇宙飛行士が人類滅亡の危機に陥った地球を救うという内容。アジア初のヒューゴー賞長編小説部門を受賞した『三体』で知られる劉慈欣の短編小説を実写化した作品で、前作は邦題『流浪の地球』としてNetflixで配信されている。

原作は、日本では2022年9月に発売された劉慈欣の短編集『流浪地球』に収録されており、前述の『三体』シリーズもベストセラーになっていることから、書店で見かけたという人も少なくないのではないだろうか。

今回の『流浪地球2』のヒットは韓国でも大々的に報じられているのだが、その理由の一つには韓国人女優が出演していることが挙げられる。

その人物の名はクララ。かつて「世界で最も美しい女性」で2位に選ばれたこともある絶世の美女だ。

世界2位に選ばれた理由とは?

クララは2016年8月に映画『使徒行者』で初の中国ボックスオフィス1位を経験したあと、2017年の新年に公開された『真心』も1カ月近く1位を維持。そして2021年から2023年にかけて、3年連続で新年1位(『大紅包』『李茂扮太子』『流浪地球2』)を獲得したことから、中国におけるトップ女優の地位をしっかりと固めている。

しかし、世界レベルの美貌を持つ韓国人女優が、なぜ中国で活動しているのだろうか。その裏には、彼女が犯した“不義理”があった。

映画『流浪地球2』でのクララ

1985年1月15日にスイス・ベルンで生を受けた彼女は当初、モデルとして韓国芸能界でデビュー。その後、2006年のドラマ『透明人間チェ・ジャンス』で女優に転身すると、『お願い、キャプテン』(2012)、『結婚の女神』(2013)などに出演したことで急速に知名度が高まった。2013年には日本映画『利休にたずねよ』で海外進出を果たし、市川海老蔵とも共演している。

モデルとしてランウェイを歩いたことも(2014年撮影)

そんな彼女の名が広く知られることとなった出来事と言えば、アメリカのファッション誌『MODE』が選ぶ「世界で最も美しい女性100人」2014年版で2位にランクインしたことだろう。

当時、『MODE』はクララを2位に選定した理由について、「アジア初のMODE表紙モデルに選ばれるほど魅力的な容姿と明るいイメージを持っている。韓国で映画、モデル、女優など、万能なエンターテイナーとして活動しながら、クララならではの明るく、多様なイメージを披露したことが、アメリカの審査員にアジアを越えて“世界で最も美しい女性”であるという認識を与え、票を獲得した」と絶賛したほどだ。ただ、徐々に出演作を増やし、その美貌が世界的に認められたことで人気女優としての地位を確立したと思われた矢先、クララは韓国から追放されることになる。

クララは何をしでかしたのか

それは2015年、クララと当時所属していたPolaris(ポラリス)エンターテインメントの関係が悪化したことに端を発する。悪化の原因は、クララが複数の事務所を相手に専属契約違反を繰り返したことが問題となったからだ。

クララはPolarisと専属契約を結んでいる身にもかかわらず、契約を無視して独自で活動を行ったという。所属先として看過できなかったPolarisが暴挙を咎めると、クララは逆に事務所に契約解除を要求したのだった。

Polarisは当然の如く拒否。しかしクララは非を認めるのではなく、むしろPolarisの会長からセクハラを受けたとし、被害者として訴訟を起こすことに。

当然、Polarisは会長に対する名誉棄損だと徹底抗戦の構えも見せたのだが、実際に検察の調査が入ると、クララの主張はすべて虚偽だったことが発覚。むしろ、クララの方から会長に積極的なアプローチをかけていたことまで判明したのだ。

「SBS芸能大賞」授賞式に参加したクララ(2013年12月撮影)

このドロ沼争いの結末は、敗北が濃厚だったクララが訴訟を取り下げることで鎮火。しかし、この一件でクララは韓国芸能界から“問題児”として認識されたことで、活動拠点を韓国から中国に移さざるを得なくなった。

この不義理によって、韓国から“追放”されたといっても過言ではないクララだが、近年は、その美貌と類まれなる肉体、マサチューセッツ工科大学を卒業した夫サムエル・ファン氏に関する話題で韓国メディアに取り上げられることが多かった。

特に2022年は、新居が81億ウォン(約8億円)という富豪ぶりが大きく報じられていた。

それでも今回、大作映画のヒットを牽引した一人の女優として韓国で注目を集めたクララ。美貌やスタイルはほかの女優に引けを取らないレベルにあるだけに、近い内に“逆輸入”女優として韓国劇場街を席巻する日も近いかもしれない。

(文=サーチコリアニュース編集部K)

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