「静かすぎる…まさか失敗?」“沈黙の村上宗隆”を心配する韓国メディア「アジア最高峰の打者はどこへ…」

2025年12月18日 スポーツ #プロ野球
このエントリーをはてなブックマークに追加

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆のポスティングによる移籍交渉の締め切りが迫るなか、依然として有力な移籍先が浮上していない。

【写真】美女タレントの直視できない“開脚”!韓国プロ野球始球式

韓国メディア『OSEN』は「“あまりに静かすぎる”246本塁打の怪物打者、まさかMLB進出に失敗するのか…“どういう状況なのか把握が難しい”」と題し、25歳スラッガーのMLB行き破談の可能性を不安視している。

『MLB.com』は12月18日(日本時間)、「村上宗隆のポスティング交渉の締め切り(23日午前7時)が近づいているが、今週に入ってもこの日本人スラッガーを巡る市場の動きははっきりと表れていない。具体的な情報がなく、現状を把握するのが難しい」と伝えた。

村上はNPB通算892試合に出場し、打率0.270(3117打数843安打)、246本塁打、647打点、535得点、59盗塁、OPS(出塁率+長打率)0.951を記録している、日本球界を代表する本塁打打者だ。

2022年には日本人選手最多本塁打の新記録となる56本を放ち、三冠王を達成して、多くのMLB球団の関心を集めた。

村上は昨冬、早くからポスティングシステムを通じたMLB挑戦を宣言していた。今年は負傷の影響で多くの試合に出場できなかったものの、56試合で打率0.273(187打数51安打)、22本塁打、47打点、34得点、4盗塁、OPS 1.043を記録し、際立ったパフォーマンスを見せた。今回のMLBのFA市場では大物選手と評価され、1億ドル(日本円=約155億円)以上の契約を勝ち取るとの見方が強い。

しかし、交渉締め切りが迫っているにもかかわらず、具体的な移籍関連のニュースは出ていない。村上のパワーは多くの球団が認めている一方で、高い三振率と守備面への懸念が指摘されている。日本ではキャリアの大半を三塁手として過ごしてきたが、MLB球団は一塁手として起用する考えが強い。

村上宗隆
村上宗隆(写真提供=OSEN)

『MLB.com』は、村上に関する情報がほとんど出ていないと強調しつつ、移籍先となり得るいくつかの球団を挙げた。

最初に言及されたのはボストン・レッドソックスだ。『MLB.com』は「レッドソックスはカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)とピート・アロンソ(ボルチモア・オリオールズ)の両方を逃した。村上は未検証の存在かもしれないが、現在の市場に残る数少ない真のパワーヒッターだ」と説明した。

アジア人選手の獲得に積極的なサンディエゴ・パドレスの名前も挙がった。『MLB.com』は「一塁手ジェイク・クロネンワースにはトレードの噂が絶えない。パドレスの打線はメジャーリーグで3番目に低い三振率を記録しており、これはルイス・アラエスの貢献が大きかった。しかし、アラエスが来季もチームに残る保証はない」と分析した。

近年、鈴木誠也や今永昇太を獲得してきたシカゴ・カブスも有力候補とされる。村上が指名打者として起用される可能性があり、状況次第ではマイケル・ブッシュやマット・ショウの守備負担を軽減する役割を担えるとの見通しだ。

このほか、ロサンゼルス・エンゼルスやアリゾナ・ダイヤモンドバックス、ピッツバーグ・パイレーツなども候補として言及された。これらの球団は財政的に余裕のあるビッグマーケット球団ではないが、だからこそニッチ市場であるアジア人選手に目を向ける可能性があるとみられている。

アジア最高峰の打者の1人である村上が、この冬どの球団と契約を結ぶのか。ファンの関心は高まる一方だ。

(記事提供=OSEN)

【写真】ド迫力の“開脚”も!韓国プロ野球“美脚美女”の大胆始球式

【写真】イチローが激怒したWBC韓国代表「国旗立て」の瞬間

【関連】大谷翔平のWBC参戦は「災難」 ネガティブ一色の韓国

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research