「人の口に戸は立てられぬ」というが、公的な立場の人間が業務上で知り得た情報を漏洩するのは問題だ。しかし、お隣・韓国ではそうした機密漏洩が増加傾向にあるらしいことがわかった。
10月2日、韓国警察庁が公開した資料によると、最近3年間で「公務上秘密漏洩容疑」に警察・検察・区役所などで働いた前・現職公務員が上がった件数は137件に達する。年度別では2022年48件、2023年52件、2024年(1~8月)37件であり、順当に増えている形だ。
また、実際に検挙された件数も2022年26件、2023年50件、2024年は8月まで30件で計106件と、増加していることがわかった。
なお、韓国で「公務上秘密漏洩容疑」は、公務員または公務員であった者が法令による職務上秘密を漏洩する場合を指す。これにより、2年以下の懲役、または5年以下の資格停止に処されることがある。
こうした事態に韓国内では「マスコミにも情報は売られているはず」「秘密を守る責任感ある公務員なんて少ないでしょ」「バレてないだけでもっと多くの秘密漏洩は起っていると思うよ」など、冷ややかな意見が目立った。
警察や公務員が知り得た事実を指示なく公開するのは問題だ。厳格な対応が求められる。
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