交際中の女性を刃物で殺害するも「彼女の自傷行為による死亡」と主張した20代の韓国男性、1審で無期懲役

2025年01月16日 社会
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交際中だった女性を刃物で刺して殺害した後、女性の自傷行為による死亡であると主張していた20代の韓国男性に無期懲役が言い渡された。

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1月16日、法曹界によると、水原(スウォン)地方裁判所城南支部・刑事1部(ホ・ヨング部長判事)は、殺人などの罪で起訴された20代男性A氏に無期懲役を宣告し、さらに20年間の位置追跡電子装置の装着を命じた。

A氏は2024年8月3日午前0時15分頃、京畿道・河南(ハナム)市にある自宅で「彼女が自傷行為をした。刃物で胸を刺した」と119番通報を行った。実際、胸部を刃物で刺された20代の女性は救急隊によって病院に搬送されたが、最終的に死亡した。

警察は捜査初期から女性が他殺された可能性を念頭に置いていた。しかし、閉鎖された空間で事件が発生したうえ、交際相手のA氏が犯行を強く否定していたため、容疑を立証するのは容易ではなかった。

だが、国立科学捜査研究院の解剖結果では「刃物が心臓を貫通するほど強い力が加えられた」との他殺見解が示された。これをもとに警察は、A氏が恋人と口論中に殺害したと判断し、事件発生から1カ月後の昨年9月2日に南楊州(ナミャンジュ)市内でA氏を逮捕した。

それでもA氏は逮捕後も容疑を否認し続けた。

裁判
(写真=Pexels)

一方、裁判所はA氏が助成を殺害した犯人であると認定した。

裁判部は「被告人は19日間交際していた被害者と口論になり、被害者の胸を刃物で強く刺して、その場で死亡させた」とし、「それにもかかわらず被告人は犯行後、普通に生活を送り、新たな女性と交際するなど、その罪質は悪く、社会的非難の可能性が非常に高い」と指摘した。

さらに「被告人は『酒に酔って当時の状況を覚えていない』と述べる一方で、有利な状況については覚えているとしており、自身の過ちをまったく反省せず、罪悪感も示していない」とし、「すべての量刑事情を総合すると、生涯にわたって過ちを悔い、贖罪する気持ちで収監生活を送るのが妥当だ」と強調した。

(記事提供=時事ジャーナル)

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