韓国のインターネット上に投稿された「山火事を起こす」という予告文が波紋を呼んでいる。
4月1日、京畿道・龍仁(ヨンイン)東部警察署によると、前日(3月31日)午後7時47分ごろ、コミュニティサイト「DC Inside」に「龍仁山火事、放火を予告する」と題されたスレッドが立てられたという。投稿者Aはその中で、「4月2日午後7時、龍仁・石城山(ソクソン山)に火をつける。消防士ども、覚悟しておけ」と書き込んだ。
さらに、スレッド内には特定の人物の氏名や連絡先などの個人情報も晒されており、「文句があるなら連絡してこい」と挑発的な文言も見られた。しかし、警察の初動捜査により、書き込まれた個人情報はA本人のものではなく、全くの別人であることが判明している。
これを受け、警察はAが他人の名義を悪用して放火を予告したと判断。IPアドレスの追跡をはじめとする本格的な捜査を進めており、現在、投稿者の特定と検挙に向けた対応が取られている。
なお、韓国では最近、慶尚南道および慶尚北道を中心に大規模な山火事が発生している。中央災難安全対策本部が3月31日に発表した情報によると、人的被害は死者30人を含む計75人にのぼり、被害地域は推定で約4万8000ヘクタール。住宅約3000棟が全焼し、国家遺産30件、農業施設約2000件など、多岐にわたる被害が報告されている。
こうした非常事態の中で、「山火事を起こす」といった予告は極めて不謹慎であり、社会的影響も大きい。仮に“冗談”だったとしても、到底笑って済まされるものではなく、法的責任を免れることはできないだろう。
(記事提供=時事ジャーナル)
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